協会概要・役員


 

協会概要 :2018.6.17

 昭和30年から31年に掛けての第一次サイクリング・ブームから一般大衆に「自転車を利用した旅行」としての分野が隆盛になりました。

  これより神奈川県において県下の自転車愛好者を中心に関係者が大同団結して正常なサイクリングの発展を図ることになりました。
 
県衛生部、自転車関係者、業者が集まり打合せの結果、本協会の設立となりました。
 
発足は、昭和31年8月8日(西暦:1956)となります。
 
事業運営3年を経過した頃には、全国ラリー、リーダ講習会、集中サイクリング大会等の数々の催しをもち名実共に本県を代表するにふさわしい協会となったとあります。
 
事故もなく進むことの出来たことと組織変更を海老沢会長より指示されクラブ選出の代表者(理事)運営組織に変更して、現在まで理事会体制が続いています。
 
おかげさまで201824日に「60周年記念懇親会」を行うことが適いました。
 
本年をもって正式には、62年度がスタートしています。※現在64年度

 197451日のKCAニュース№1の山本貞夫理事長の言葉にもありますとおり、各都県協会の当時の在り方を大別すると業界主体・行政主体・サイクリスト(会員主体)のなかで「会員の会員による会員のためのサイクリング団体」の存在として活動を行っています。

 組織形態は、民法上の「任意団体」となりますが、15団体(2018年度現在)の神奈川県下のサイクリング・クラブを抱えていることから法人格に近い性格を持ちNPO「Non Profit Organization(非営利団体)」法人に準拠した組織体制で運営していることも当時から続いています。

 このように自転車趣味の一つの形態である「自転車旅行の一助になる協会」であり続けられればとの思いから、豊かな人生を過ごす趣味として楽しく安全に会員の皆さんと力を合わせて現代表理事 古屋保雄を中心にサイクリング活動をしています。

 神奈川県サイクリング協会 理事一同

※総会提示後の理事会にて今期より任期を7.1.~とする
NEW 企画担当2024.7.1~ 規約改訂:決裁済み

正式名称・事務所・目的と事業 規約より  改訂:2023.7.3. 

第一条に基づき下記を正式名称とする

 本会は、神奈川県サイクリング協会と称する。
 
英文名は、KANAGAWA-KEN CYCLING ASSOCIATION(略称 KCA)とする。

第二条に基づき事務所を下記に置く

 住所宛先: 240-0015 神奈川県サイクリング協会事務局
              横浜市保土ヶ谷区岩崎町 37番地 2-411
                             星野 成人 宛

 連絡方法: 郵便 もしくは 会員専用メールアドレス

第三条・第四条に基づき本会の目的と事業を下記に記す

 本会は、自転車の安全で適正な利用の推進のために、市民を対象としてサイクルツーリズム(略称:サイクリング)を通じてサイクリスト相互の親睦を図り、併せて生涯スポーツとしての啓蒙普及を図る。

 1. 会員の育成
 2. サイクリングに関する指導、講習会等の開催、情報伝達・周知等
 
3. 会員の親睦をはかるための事業
 
4. 公益財団法人(以下(公財)という) 日本サイクリング協会の事業への支援協力(業務提携契約による)
 5. 他のサイクリング団体との交流を図るための事業
 
6. サイクリング発展上必要と認めた事業事業 規約より

 特筆すべき事業活動 「ザ・ビッグラン神奈川」記:2018.6.17 

 事業(行事)として特筆すべきことは、協会独自の「ザ・ビッグラン」を創設している点でしょうか。
 ザ・
ビッグランとは、長期的なサイクリング定着の前段として一人前のサイクリスト(個人単独で旅行形式の自転車趣味)を育む考えから19858月試行開始したものです。
 この楽しみ方は、神奈川県サイクリング協会が創始して現在では、各県に広まっています。

 これは、競技:レースのように時間を争うものでもなければ、催し:イベント・ライドのように与えられるものでもなく、日本双輪(自転車)旅行黎明期の団体サイクリングとも異なる性格をもっています。
 交通安全
(道路交通法)を守っておれば競技規則や大会規則に縛られることもありません。その代わり大会組織のサポートも得られません。
 
各人が自由に計画を立てて好みの季節に休暇に合わせて毎年のテーマ(通過ポイントのみ協会が設定する)を巡るというスタイルです。
 ・
愛用自転車を整備して途中でトラブルがあれば自ら修理します。
 ・
気象条件を判断して地図を読み、尋ねたい史跡や観光名所など自由に盛り込みます。
 ・
降雨や逆風で楽しくなくなったり体調不良になったら一息ついて様子をみます。
  
美味しい地元料理や写真機による記念撮影の時間としても良いでしょう。
  中断して次回に途中から始めても好し。

 将にサイクリングの一環として始めた歴史ある事業活動です。

月刊 ニューサイクリング誌 1985年10月号に今井 彬彦 編集長と山本 貞夫(当時:理事長)との対談と今井氏参加手記が掲載される 
※著作権の関係から低解像度です。お持ちの方から閲覧ください。白紙部分は、広告スペース

写真は、神奈川県サイクリング協会 創立20年の歩み より掲載

フランスから著名サイクリストのギョーム譲も参加した
第24回 全国サイクリング大会
 背景レタッチ:星野

第24回と第50回 全国サイクリング大会 記念バッジ